よみもの

おいしい珈琲の淹れ方ヒント

ネルドリップについて

ネルドリップとはフランネルでできたフィルターを使って珈琲を抽出することです。

ドリップ式の抽出原理から考えると、ペーパードリップよりもネルドリップの方がより理想的な状態に近いと言えます。実際に同じ豆をネルで淹れてみると、ペーパーで淹れるより甘みに優れ雑味も少なく、より洗練された味を楽しめます。

ペーパードリップの場合、ドリッパーで紙を支えるという構造上、お湯の抜けが悪く抽出液が内側にたまりやすい傾向があります。それを防ぐためにドリッパーの内側に縦溝をつけて、目詰まりを防いで抽出具合を調整しているのですが、ネルドリップの場合はフィルターの周囲からも抽出ができるため自然な状態といえます。

またペーパードリップに比べろ過層が厚いため、雑味が入りにくくなります。ただお湯を注いだ時にネルドリップの方がお湯の落ちる速度が速く味わいが軽くなる傾向があるので、ペーパードリップでいれるより豆の量を3割ほど多くする必要があります。

淹れ方は通常のペーパードリップの場合と同じです。

ネルドリップの弱点はフィルターのあつかいが少し面倒という点なのですが慣れれば難しくはありません。

◯ネルの扱い方◯

1. 使い始めのネルはよく洗い珈琲の出がらしの粉と一緒に10分程煮て馴染ませます。

2. 使う前は流水でよく洗い、軽く水をしぼり、タオルではさむようにしてよく水気を切ります。

3. 使い終わったらすぐに洗い(洗剤は使わないでください)水をはった容器に入れ冷蔵庫で保存します。水は1日に一回替え、もう一度洗ってください。
2日目以降に使わない場合は水を切ってジップロックなどにいれ冷凍庫で保存します。

※もしネルがぬるぬるしてきてしまったら、またお湯で煮てください。それでも目が詰まってしまったら、新しいものに取り替えてください。

 

どりっぷではどなたでもおいしく入る珈琲を目指しておりますので、基本は扱いやすいペーパードリップをおすすめしておりますが、ご興味のある方はネルも試してみてください。