浅煎豆の淹れ方

豆の量 1杯分 約15g(珈琲120cc分)
挽き方 荒挽き(粉の1粒がザラメくらいの大きさ)
ドリッパー メリタのひとつ穴
お湯は沸騰する前、温度は85~90度が最適です。
粉の中心からゆっくりとお湯を注ぎ始めて、円を描くように広げ、粉が1.5倍くらいにふくらむまで注ぎます。
(注いでいる最中に珈琲液が落ち始めます。むらしは行いません)
ひと呼吸置いたらすぐにまたお湯を注ぎ、粉のふくらみが最初より2、3割多めになるまで注ぎます。(ドリッパーの8分目くらいまで)
3回目以降も、泡が粉の表面に落ち着いてしまう前に同じ量くらい注ぎます。
カップに1杯分の珈琲がとれたら、まだドリッパーにお湯が残っている状態でドリッパーを外してください。
泡はアクなので、これを落してしまうと珈琲にアクの味が出てしまいます。ためしにこの泡をなめてみるとアクの味の悪さがわかります。
浅煎りの味のエキスははじめの方に出るので早めに抽出します。ゆっくりいれると酸味が強く出すぎます。(苦味も出ます)
荒挽きでさっと抽出することで一般的な珈琲より色は薄め(紅茶のような感じ)ですが十分な香りとコク、さわやかな酸味が楽しめます。
少し軽めに飲みたいときはお湯でうすめて飲んでも大丈夫です。